通信の世紀: 情報技術と国家戦略の一五〇年史 (新潮選書) pdf無料ダウンロード
通信の世紀: 情報技術と国家戦略の一五〇年史 (新潮選書)
大野 哲弥 / 本
通信の世紀: 情報技術と国家戦略の一五〇年史 (新潮選書) pdf無料ダウンロード - 大野 哲弥による通信の世紀: 情報技術と国家戦略の一五〇年史 (新潮選書)は新潮社 (2018/11/22)によって公開されました。 これには320ページページが含まれており、本というジャンルに分類されています。 この本は読者からの反応が良く、6人の読者から3.8の評価を受けています。 今すぐ登録して、無料でダウンロードできる何千もの本にアクセスしてください。 登録は無料でした。 サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。
通信の世紀: 情報技術と国家戦略の一五〇年史 (新潮選書) の詳細
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タイトル : 通信の世紀: 情報技術と国家戦略の一五〇年史 (新潮選書)
作者 : 大野 哲弥
ISBN-10410603834X
発売日2018/11/22
カテゴリー本
ファイル名 : 通信の世紀-情報技術と国家戦略の一五-年史-新潮選書.pdf
ファイルサイズ27.53 (現在のサーバー速度は24.54 Mbpsです
通信の世紀: 情報技術と国家戦略の一五〇年史 (新潮選書) pdf無料ダウンロード - 内容紹介 真の「情報の支配者」とは――世界を動かした「見えない武器」の近現代史。 明治四年、一本の海底ケーブルに始まった「通信」のパワーゲームを日本はいかに戦ったか。 政治、外交、軍事、諜報、経済……あらゆる資源を投下しても埋めきれなかった列強との差。 疑心と慢心に敗れた情報戦としての太平洋戦争、そして戦後――。 今なお拡大し続ける「情報の戦争」を源流から理解する、技術(テクノロジー)と戦略(ストラテジー)の興亡。 〈目次〉 はじめに 第1章 海底ケーブル四万キロ (1)海底ケーブルの誕生 岩倉使節団の国際電報/一二〇日間世界一周/電信とは何か/海底ケーブルの誕生/失敗が生みだした歴史/世界一周ケーブル網の完成 (2)グレートノーザン電信会社の日本進出 電信の父、寺島宗則/守り抜いた通信主権/技術と資金の引き換えに失った国際通信主権/高い通信料金と少ない通信量 (3)太平洋ケーブルの開通 難航した太平洋ケーブル敷設計画/長崎―対馬ケーブルの買収/先行した米中間ケーブル/太平洋ケーブル敷設を提言した寺内正毅/無線とケーブルを活用した日露戦争/太平洋ケーブルの開通/拡大する軍部の要求/割高な国際電報料金/グレートノーザン電信会社との交渉結果 第2章 無線電信の興隆 (1)第一次世界大戦と無線通信 無線通信の普及と第一次世界大戦/ドイツケーブルを巡る列強諸国の思惑/幣原喜重郎vs国務次官 (2)中国における無線電信問題 三井無線計画と高橋是清/米国通信会社の中国進出/もう一つのワシントン会議/難航する三井無線局工事 (3)民営化の推進 急増する通信量/日米電信株式会社設立計画/幻に終わった日本電信電話株式会社構想/日本無線電信会社の設立/主流となった短波無線/高橋財政と高騰する通信料金 (4)太平洋戦争前の通信政策 日本独自、無装荷ケーブルの登場/和文電報が使える日満電信と日華電信/グレートノーザン電信会社からの陸揚げ権回収/国際電話と海外ラジオ放送の開始 第3章 近代日本暗号小史 (1)近代暗号の誕生 暗号とは何か/暗号利用を提議した岩倉使節団/台湾出兵時の暗号電報/西南戦争と暗号電報/ (2)日露戦争、第一次大戦中の暗号利用 外務省暗号の改訂/バルチック艦隊を撃破した暗号/日英共同作戦はトーゴ―とネルソン/暗号解読技術の進歩 (3)暗号解読を巡る日米の攻防 米国に解読された日本の外交電報/ヤードレーの暴露/機械式暗号の導入/米軍による暗号解読(マジック情報) 第4章 そして対米最終通告は遅れた (1)論じ続けられる最終通告遅延問題 遅れた対米最終通告/定まらない「事実関係」/再燃した議論/新たなアプローチ (2)日米交渉の迷走 日米諒解案への期待/機密情報漏洩の疑惑 (3)外務省と大使館 東条内閣の発足と甲案の提示/Very urgentと冒頭せらるることと致度し/外交電報の優先位/風暗号と隠語電報 (4)対米最終覚書書の送付 暗号機破壊の命令/一四分割して送られた「対米最終覚書」/「大至急」指定改竄嫌疑 (5)発着信記録が語るもの 対米通告関係電報の発着時刻/電文の乱れ (6)開戦前夜の大使館 覚書一三本目までの解読/殺到した着信電報/はかどらない浄書作業 (7)親電、隠語電報、風暗号 ルーズベルト大統領の親電/見落とされた隠語/混乱を招いた風暗号 (8)通告遅延の原因 コミュニケーション・ギャップ/未解明の三項目/対米通告遅延問題とは何だったのか 第5章 通信の「敗戦」と「復興」 (1)途絶えたケーブルと残された無線設備 解読され続けた外交電報/残された無線施設/短波無線による空中戦/通信で見る「ポツダム宣言」 (2)GHQ統制下の通信事業 連合国軍の進駐と検閲・傍受活動/苦難のITU再加入/電電公社の誕生 (3)そして国際舞台へ 寝耳に水の民営化計画/KDDの発足/KDDの重要課題 (4)通信の「五五年体制」 電電公社によるKDD株保有問題/「郵政共済組合」という奥の手/解任されたKDD役員/通信の五五年体制 第6章 高度成長を支えた二つの「新技術」 (1)海底同軸ケーブルの誕生 太平洋横断ケーブルの計画/社運をかけた一大事業/新技術の威力 (2)通信、宇宙へ飛ぶ スプートニク・ショック/米国が主導したインテルサット (3)続々と敷設された海底ケーブル 日本海ケーブルの開通/第二太平洋横断ケーブルの開通/もう一つの日中交渉 (4)新技術時代の国際通信と軋轢の火種 急増した国際テレックスと国際電話/KDDと電電公社の成果/日米通信摩擦の萌芽 (5)協調から競争へ 米英で進む通信の自由化/NTTの誕生/第二KDD問題の勃発/米英からの抗議/英国のグローバル・デジタル・ハイウェイ/携帯電話の登場と米国からの圧力 (6)米国主導の通信網と米国国家安全保障庁 理想の通信網と諜報活動の両立 第7章 光海底ケーブルの登場とインターネットの衝撃 (1)グローバル化を加速させた光海底ケーブル 太平洋域初の光ケーブル/太平洋ケーブル敷設競争/光ケーブルに敗れた衛星通信/インターネットの登場 (2)自由化施策と市場争奪戦 過激な値下げ競争/巨大通信会社の合従連衡/モトローラ端末を振りかざしたカンター代表/NTT分離分割問題の小田原評定/外資開放の理由/行き詰った通信行政/取り払われた市場区分 (3)インターネットの衝撃と競争の顛末 ラストワンマイルを制する者/海外進出を図ったNTTの成果/新たな勢力図/ソフトバンクの台頭 (4)これからの通信主権と安全保障 インターネットと暗号/エシュロンの疑惑/スノーデンの告発/インターネットと通信主権 (5)「新しい時代」の光と陰 躍進する米国のIT企業/監視社会か、暴露社会か おわりに 内容(「BOOK」データベースより) 真の「情報の支配者」とは―世界を動かした「見えない武器」の近現代史。明治四年、一本の海底ケーブルに始まった「通信」のパワーゲームを日本はいかに戦ってきたのか。政治、外交、軍事、諜報、経済…あらゆる資源を投下しても埋めきれなかった列強との差。疑心と慢心に敗れた情報戦としての太平洋戦争、そして戦後―。今なお、変容を遂げながら拡大を続ける「情報の戦争」を源流から理解する、技術と戦略の興亡。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 大野/哲弥 1956年東京生まれ。立教大学経済学部卒業、放送大学大学院文化科学研究科修士課程修了。博士(コミュニケーション学/東京経済大学)。1980年国際電信電話株式会社(KDD)入社。退職後、放送大学非常勤講師など歴任。現在PR代理店代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カテゴリー: 本
以下は、通信の世紀: 情報技術と国家戦略の一五〇年史 (新潮選書)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
出版されて、とてもうれしいです。19世紀に、覇権国家イギリスが設置に力を入れた「海底ケーブル」に興味を持っています。「電信」特に日本は島国なので、開港から「海底ケーブル」設置が不可欠になります。日本の開港前から、世界は地上はもちろん海底ケーブルで繋がりつつあり、国際化で「日本は既に完成したつつあるシステム」の中に組み込まれざるを得なくなります。日本は、世界の果て極東の島国で、国際通信では「不利」な条件。欧米の植民地支配を受けたくなければ、欧米中心のパワーゲームのプレイヤー側の指定席を目指す道しかない!どうやって欧米中心の「オールレッドライン」に戦前日本が「直接」繋げていくか、苦難の道が続きます。「海底ケーブル」設置の、国家間の権利の取り決め、陸揚げ地点での枝分かれは、当時の世界情勢を反映していて本当に面白いのです!日本としてはホント辛いんだけどね・・・今や日本は「海底ケーブル」において覇国。教科書で描かれる明治維新の電信で「海底ケーブル」を認識させないのは、国策として大っぴらにしない方がいい項目だから、と推測もしています。しかし、現在世界を網羅するこの「体系軸」に私はウットリさせられる、なんて美しいのだろう。海底に宿る、神の領域に等しい世界。そう、私達が俯瞰でAIを支配すればいい。
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