よくわかる 初心者のための Microsoft Excel 2013 (FOM出版のみどりの本)

よくわかる 初心者のための Microsoft Excel 2013 (FOM出版のみどりの本) の詳細

わたしが経営しているパソコン教室では富士通・エフ・オー・エムの同シリーズ『よくわかる 初心者のための Excel 2010』をExcel 2010の半日講習に採用しています。ほぼ同じ内容なので、Excel 2013講座に採用を検討中です。今のところ、講習時間が足りなくなることもあるのですが、半日講習には『よくわかるExcel 2013 基礎』を使っています。この本なら、パソコン教室で習わなくても、ある程度パソコンに慣れていれば自習で学習可能です。（先生がいないと時間はかかるかとは思います。）この本は、同社の３００ページほどある『よくわかるExcel 2013 基礎』とほぼ同じ学習内容を約半分のページ数に詰め込んだものです。富士通・エフ・オー・エムのよくわかるシリーズはＡ４の大型本で文字や図が大きく、見易い本です。教材のデータＣＤも付いています。２色刷りですが、赤い色で入力する文字やクリックするボタンなどが示されていますので、オールカラーのものよりどこにボタンがあるのかがわかり易くなっています。（データはネットでダウンロードもできます。）加減乗除の四則演算数式の書き方。SUM関数やAVERAGE関数などオートSUMボタンで入力できる関数。数式や連続データ（連番や日付など）のコピー入力に使うオートフィル。相対参照、絶対参照。３ケタ区切りのcommaやパーセントマークなどの表示形式設定、文字の色や太字などの文字書式設定、セルの色の設定。列幅、行の高さ、罫線の引き方、文字の配置など。グラフの基本である縦棒グラフと円グラフ。オートフィルターによる、表データの並べ替え、データの抽出。基礎で学ぶべきことのほとんどが書かれています。ただし、細かい印刷設定や計算には関係がない写真や図形のことは詳しく書いてありません。『基礎』と比べると詳しい説明が抜けている機能もあるので、本来『基礎』の本のほうがおすすめですが、初心者の方には内容が少ないほうが学習し易いので、この本がおすすめです。追記：半日講習のテキストとして採用しました。